去る4月22日、青森県地方審査会が青森で行われ、100名弱の方々が段級位の審査を受審しました。受審者はほとんどが高校生でしたが、当連盟の一般会員2名も四段の審査に挑戦しました。
昨年度までは審査を行う審査員は錬士以上の称号受有者ということになっていましたが、今年度からは称号等弓道界特有の資格の他に日本体育協会公認スポーツリーダー等の認定を受けた地方審査委員という資格が必要になりました。
当連盟は、この地方審査委員の資格を持つ会員が少なく、審査会を行う上で必要な人数ぎりぎりという状況です。
地方審査委員になるために必要な要件のうち、最大のハードルは称号の審査に合格することです。今後は称号受有者の育成が急務です。
下の写真は合格発表の様子。春の地方審査は高校3年生にとっては在学中最後の昇段のチャンスで、今を去ること30年、高3だった私も春の地方審査には気合を入れて臨んだ思い出があります。
この日も合格者が発表になると、合格した高校生たちは歓声を上げ、嬉し涙を流す人もいましたが、中には落胆する人、悔し泣きをする仲間を慰める人もいて、胸を打たれました。
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