去る1月8日(日)、新年恒例の初射会が行われました。初射会では会員は立場や段位に応じて、矢渡し、審査における間合いの行射、持的坐射礼、一つ的坐射礼、納射のいずれかを行いました。
矢渡しとは、競技会や審査の主催者の代表か準じる人が射手となり、行事の成功を祈願してその日に初めて矢を射る儀式です。納射とは競技会の最後に、優勝者が射手をつとめ、競技会の成功に感謝の意を表して締めの射を行う儀式です。この日の矢渡しは沼舘会長が、納射は神副会長が行いました。
上の画像は納射の模様です。射手に二人の介添えがついています。先月の記事で、今度は介添えを特集すると書きましたので、今回の記事は介添えをクローズアップしました。介添えは一人は射手を担当し、もう一人は矢取りを担当します。どちらも主役である射手の行動に注意し、目立たぬように射手を引き立て、少しの隙も無いように心がけなくてはなりません。独特の作法が難しく、また介添えの不注意で射手の射に悪影響を与えてしまうこともありますので責任重大です。初めて介添えを務めた方もおりましたが、事前に練習してきた成果を発揮すべく真剣に取り組んでおりました。
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